みな土農場

この草って、どこに生えてくるの?

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「草との、戦いやな」

夏になると、隣の畑のおじいちゃんがよく言っています。

いつのまにやら、ポッとあらわれてくる草たち。
どんなに刈っても抜いても、負けじと生えてきますね。戦いはなかなか終わりません。

 

畑をやるまで、草を見ても「あっ、タンポポ」「あっ、ペンペン草だ」くらいにしか思っていませんでした。そのくらいありふれていて、たまーに戦いとなる程度の存在だったのだと思います。でも、畑を始めてから、あまりにも草に触れることが多いので、じっくりと観察する事が増え、“ただの草” から “ヒントを教えてくれる草” へと変わってきました!(それでもまだ、勢いが良すぎるときはちょっと嫌になったりしますが、、)

 

そこで今回は、普段は気にされないのに、ときとして戦いを挑まれてしまう草たちの「特性」に、焦点を当ててみたいと思います!

 

 

草の特性を知ることが、環境を知るヒントになる!

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春になると黄色い花を咲かせ、ふわふわと綿毛を飛ばすタンポポ。
こんなおなじみの草であるタンポポは、どういったところに生えているでしょうか?
川べり?空き地?道端? いろんなところに生えているイメージがありますね。

 

タンポポの特性は、日当たりが良くて、少し踏み固められたような硬い土を好みます。そのため、森の中のうす暗くてじめじめしたような場所では、見かけることは少ないのです。

 

いくら草が自然に生えてくるとはいっても、どこでも自由に生えてくるわけではないのですね。

日当たりの良いところを好むもの。じめじめした湿気の多いところを好むもの。乾燥したところを好むもの。

草たちにも、それぞれ好みの場所があるのです!

 

いくつか例をあげてみると、

【ハコベ】半日陰で、湿気が多く、比較的肥沃な場所を好む。春の七草のひとつP1140057

 

【シダ類】苔が生えるような日陰で湿気の多い場所を好む。P1140024

 

【カタバミ】日当たりがよくて、やや乾燥した硬めの土を好む。P1140062

 

【ヒメオドリコソウ】日当たりが良くて、肥沃な場所を好む。
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というように、それぞれ好みを持っています。

 

厳しい自然環境のなかで、それぞれの好みの場所、つまり成長することができる環境に合わせて、ポッと現れてきているのです。

 

草が畑や、畑の周りに生えていれば、どんな特性をもった草が多く生えているのかを観察するこで、畑が今どんな環境なのか、毎年どう変わっているのかということを知るヒントにもなってきます。

そんなヒントを集めていくと、生えている草の環境に合わせて野菜を育てていくこともできますね!

この機会に、身近な草にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
他にも草にはいろんな役割があって、知れば知るほど、きっと新しい発見がたくさんあると思います♪

 

 

下の表でよく目にする草の特性を、少しまとめてみましたので、ご参考にしてみてください!

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