みな土農場

ズッキーニの作戦を、応援してみる!

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今回は、イタリア料理によく使われ、油との相性抜群な、和名つるなしカボチャ・ズッキーニのびっくりするような生き抜くための作戦に焦点を当ててみたいと思います!

 

 ズッキーニは、蜂を利用して種を残している!

毎朝ズッキーニの収穫のため、朝露がきらきらと光っている中を歩いていると、いたるところでブ~ンという音が聞こえてきます。よーく見てみると、蜂が次から次へとズッキーニの花を回っている音でした。

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ズッキーニは、実がなる雌花と、雄花とに分かれ、ほとんどは雄花→雌花の順で咲いていきます。なので、花の蜜を集めに回っている蜂は、雄花の花粉を体にまとったあとに、雌花に訪れることになります。その時、花粉がめしべについてズッキーニの花は受粉できる仕組みになっています。こうして、ズッキーニは種を残せる実をつけることができるのです。

こんな絶妙な関係性をみると、まるでズッキーニは自分の子孫を残すために蜂を操っているかのようです!

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雄花(右側)が咲き終わった後に咲いた雌花(左側)

雄花と雌花が時間差で咲き、自分の力だけでは受粉することができないズッキーニは、蜂のような花粉を運んでくれる虫を巧みに利用して種を残しています。それは、ズッキーニに限ったことではなくて、植物は自分で動けない分、虫や動物、風などと協力しながら生き抜いているのです。

 

ズッキーニ自身が自然と育ってくれる環境を整えて、応援してみる!

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こんな素晴らしい作戦を持っているズッキーニですが、もしも、畑に受粉の助けとなる蜂がいなかったら、この作戦も失敗に終わってしまいますね。

そんな「蜂が畑にいない!」という時の簡単にできる解決方法を整理してみると、

1.自分が蜂の代わりになって一つ一つで手作業で受粉させる!
→すぐに、しっかりと受粉させることができるが、蜂がいない間はずっと手作業で受粉させないといけない。

2.蜂を畑に呼ぶために、花を植えて蜂に受粉してもらう!
→自分が作業しなくても、蜂が継続的に働いてくれるが、蜂が集まる環境が整うように手入れが必要。

 

人が直接虫の代わりになってあげるか、虫に働いてもらうために環境をかえていくか。どちらも結果的にズッキーニを収穫できることに変わりはないのですが、最終的な時間のかけ方は大きく変わってきます。

そもそも、春の味覚である山菜は、全く人が手を加えなくても勝手に育っていますね。それは、山菜自身が育ってくれる自然環境がそこにあるからなのです。畑でも、ズッキーニ自身が自然と育ってくれる環境を整えてあげることができれば、もっともっと人が手をかけることは減っていいきます。こういったことを頭の隅に置いて作業すると、「時間がなくて畑ができないよー。。」という方でも、もうちょっと畑に取り組みやすくなっていくのではないでしょうか♪

(※ぼくの場合、めんどくさがりやなので、いかに虫に働いてもらうかばかり日々考えています!、、、← いや、働け)