みな土農場

「こぼれ種」は怠け者の救世主!!

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あっというまに夏も終わりに近づき、山の空気も虫の声も、少しずつ秋の雰囲気がでてきました。

みな土農場でも先日から秋冬用に葉物や根物の種を植え始めました。

 

よく

「種の撒きどきがわからないよー!」

 

との声を聴くのですが、うちではベストな撒きどきを「こぼれ種の芽」からも判断しています。以前植えていたものが種を付けて、その種が自然に落ち、また勝手に生えてきた芽ですね。

実際、撒きどきというのは、気候や地形によって、また同じ場所でも年によって変わるので、大体は予想がついても、なかなかベストな判断は難しいものなのです。 その点、こぼれ種は適切な気候になるまで地中で耐えて、環境が自分にあったときに「いくぞーー!」とばかりに元気に生えてきます。

P9125026 手前の大根の畝の奥に、前回植えていた白菜や小松菜のこぼれ種から芽が出てきています。これらも大根と同じアブラナ科で、同じ時期に育だちます。

P9125007 こちらはハーブのディルの種がこぼれて芽が出てきたところ。この芽が出てきたところを見つけて同じセリ科のニンジンの種をまきました。

 

前回の記事で書いた、畑を耕さない(不耕起)ことによって、こぼれ種が活かされて、再び新しい芽が出てくるのです。不耕起によるメリットはこんなところにもありますね! そのため、畑のあちらこちらに思いもかけない野菜が生えていることが多々あり、草を刈っているときにはいつもびっくりしています。

P9094949 昨年のこぼれ種から大量に生えてきたナスタチウム。少し辛みがあって花も食べることができサラダと合わせると最高です!

 

P9125008 レモンバームの横からひょっこり現れた青紫蘇!

 

P9094962 ミニトマト。トマトは元々地を這う植物なので、自由にぐいぐい成長しています!

 

こぼれ種は前回も同じような気候と場所で育っているので、受け継がれる遺伝子も少しずつ、その土地の環境にあっていきます。なので、こぼれ種の方が病気にも強く元気に育っていることが多いのです。そんなことで、みな土農場では他の野菜の邪魔をしない限り、ほとんどのこぼれ種の芽を残しています。

でも、何より手間をかけずに元気に育ってくれることが一番うれしいのです!!(怠け者…)

 

ただ、種にも同じ性質をもった種を「残しやすい種(固定種)」と「残しにくい種(F1種・交配種)」というものがあります。固定種と書いてあるものは、上手に育てることができれば、種をとって継続して育てることができますよ♪