みな土農場

山の土は、誰が育てているの?

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みな土農場の畑の大きな特徴の一つに、「畑を耕さない(不耕起)」ということがあります。

耕すのは無地の土地だったところに畦を作る最初の1回だけ。それも大きな機械は使わず小さな耕運機のみで、それ以降は一度も耕すことはありません。

 

良い土って、どんな土??」という記事で書きましたが、一番良いとされている土は原生林の土。原生林のなかでは誰も耕すことはないですよね。それでも土はふかふかしています。

 

原生林の中では、いったい誰が土をふかふかに柔らかくしてくれているのでしょうか?

 

土のなかにはミミズやダンゴムシなどの生き物がエサを探し、縦横無尽に駆け巡っています。また、多種類の植物も根から栄養を吸収するため、土の中へ中へと根をぐんぐんと伸ばしています。

原生林のなかでは、人が手をかけなくても、こういった生き物たちが土のなかを動き周り自然と耕してくれているのです。

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畑を耕すと確かに一旦は土が柔らかくなりますね。でも、耕す際に土の中にいる虫や微生物、植物の根を根こそぎ掘り起こしてしまうのです。すると、地表に出されてしまった虫や根が太陽の熱で弱ってしまい、土が柔らかくなるサイクルが、またスタートに近い状態に戻されてしまいます。毎年毎年新しく耕すということは、1年かけて育ってきた土が、毎年ゼロからのスタートとなってしまうのです。なので、継続して土を良い状態にしていくことが難しくなってしまいます。

 

 

みな土農場では、先日から秋野菜の根モノ(大根・カブ・にんじん)を植え始めました。そこで、ニンジンを植えた横に支柱を挿してみたところ

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このように20cm程すんなりと入りました。これであれば土の中のニンジンも20cmのところまではぐいぐいと伸びることができますね。

畑を耕さないことによるメリットは、土がやわらかくなるということ以外にも、耕すための大きな機械が必要なくなったり、ネギのような多年草の植物をずっと残すことができたりと、うれしいことがたくさんあるのです!

 

土がちゃんと育っているかどうかということは、地中のどこまで柔らかくなっているかということからもわかりますね。今年はまだ2年目の畑ですが、3年目はどこまで支柱が入るか楽しみです♪